晴れの日が続くこの季節。目黒天空庭園で自然を感じながらのんびり過ごす時間は、とてもリラックスできますよね。
爽やかな空気に包まれた景色を眺めるのは格別です。
ですが、気温が下がり空気が乾燥しやすい時期でもあります。
この乾燥は肌や喉だけでなく、意外にも口の中にも影響を与えることをご存じでしょうか?実は、空気の乾燥が原因となって口臭が強くなることもあるのです。
今回はそんな『乾燥×口臭』に焦点を当て、口臭の原因や対策について詳しく見ていきましょう。
目黒天空庭園を散策
先日、池尻大橋駅近くにあります、目黒天空庭園を散策しました。
目黒天空庭園は、ビルの屋上から、下まで続いており、庭園内にはいくつかのエリアに分けられています。
今回は『潤いの森』というエリアをメインに散策をしました!
ここは雑木を主体とした散策を楽しめるエリアとなっており、明るく開放的な花の広場と、木陰を楽しむ雑木のトンネルがありました。
建物の上には、緑と花に囲まれた公園もあります。
屋上からの庭園は開放感があり、とても素晴らしいです。
実際にこの庭園に足を踏み入れていただき、目の前に広がる素敵な光景をぜひ見ていただきたいです。
庭園内には他にも様々なエリアがあります。
また、夜になると園内は程よい明るさのフットライトが照らされて、とても良い雰囲気なのでデートでの利用もおすすめです。
口臭の原因
口臭の原因には、歯周病やむし歯、歯垢 (しこう、歯につく細菌のかたまり) や舌苔 (ぜったい、下の表面につく白いコケのようなもの) などがあります。
口腔内の乾燥もその原因の一つです。
そのメカニズムについて解説いたします。
乾燥による口臭は、主に口の中の唾液の減少が原因です。
唾液には、口内を潤し、食べ物のカスや細菌を洗い流す役割があります。
また、唾液には細菌の増殖を抑える抗菌作用もあります。しかし、乾燥すると唾液の量が減り、以下のような理由で口臭が発生しやすくなります。
1. 細菌の繁殖
唾液が少なくなると、口内が乾燥し、細菌が増殖しやすくなります。この細菌が、口臭の原因となる揮発性硫黄化合物(VSC)を発生させます。
2. 食べ物の残留
唾液が不足すると、食べ物のカスが口の中に残りやすくなります。これが細菌の栄養源となり、悪臭を引き起こします。
3. 口内環境の不均衡
唾液が酸性・アルカリ性のバランスを整える役割も果たしているため、乾燥すると口内環境が乱れ、臭いが強くなることがあります。
口臭対策
自宅でできる対策
歯科医院では、専門的な技術や知識を活かして口臭の原因にアプローチできます。
歯科医院で受けられる主な口臭対策は、以下のようなものがあります。
乾燥による口臭を防ぐ方法
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水分補給
こまめに水を飲み、口の中を潤すようにしましょう。
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唾液を増やす工夫
ガムや酸味のある飴を舐めることで唾液分泌を促進できます。無糖のものを選ぶのが理想的です。
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加湿
特に冬場やエアコンを使う環境では、加湿器を使うなどして部屋の湿度を保つことが効果的です。
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口呼吸を改善
口呼吸は乾燥を悪化させます。鼻呼吸を意識し、場合によっては鼻づまりの治療を行いましょう。
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歯磨きや舌磨き
毎日の丁寧な歯磨きと、舌の表面を優しく掃除することで、細菌の増殖を防げます。
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アルコールやタバコを控える
アルコールやタバコは唾液の分泌を抑え、口内の乾燥を促進するため、控えるのがおすすめです。
歯科医院でできる対策
1. 専門的な口臭検査
- 口臭測定器による検査
専用の測定器を使って、口臭の強さや原因物質(揮発性硫黄化合物など)を測定します。
自分の口臭の状態を正確に知ることで、適切な対策が可能になります。 - 問診・視診
生活習慣や食生活、全身の健康状態についてのヒアリングと、口腔内の状態を診る視診が行われます。
2. 歯垢・歯石の除去
- 歯石や歯垢の蓄積は細菌の温床となり、口臭の大きな原因です。
- 歯科医院では専用の機器を使い、歯垢や歯石を徹底的に除去します。
- クリーニング後は口腔内が清潔になり、口臭改善が期待できます。
3. 舌苔(ぜったい)の清掃
- 舌の表面に付着した白い苔状の汚れ(舌苔)は、口臭の原因となることがあります。
- 歯科医院では、専用のブラシや道具を使って舌苔を適切に除去し、舌のケア方法を指導してくれます。
まとめ
口臭ケアで大切なことは「原因に合った対策」を継続することです。
毎日の口腔ケアやこまめな水分補給を心掛けましょう。
日常のセルフケアと定期的な歯科受診を組み合わせることで、効果的に口臭を予防・改善できます!